介護用品・福祉用具と老人ホーム選び−TOP  > 介護用ベッド関連用品

介護用ベッド関連用品について

介護用品・福祉用具の購入と老人ホーム選び

寝室は自立した生活を送れる空間として考えることが大切です。高齢者には布団よりベッドの方が、起きたり座ったりする動作が楽です。特に介護ベッドは背上げ、膝上げ、高さ調節ができ、テーブルや介助カバーなど様々なオプションがあります。これらをうまく利用して快適な環境で療養できるマイルームを作ってみてはいかがでしょうか。ここではそのための一助として、介護用ベッドの関連用品について、ベッド、マットレス、床ずれ防止用具、介護用寝具に分けてご案内いたします。

介護用品と老人ホーム選び

介護用ベッド関連用品

サブカテゴリ一覧


   
(足の指)
私の父は家では普通のベッドを使用していました。当時はまだ介護1でしたから特に電動でなくても自分で起きることはできました。その後入院して病院のベッドになりましたが、呆けが進行したせいか、床ずれ防止クッションなどを敷いておくと、邪魔なものと認識していつの間にか外してしまうのです。やはり呆けのある人はよく見ていないとだめだと思いました。また床ずれは気付かないうちにできるということも実感しました。背中や手足は割と注意して見るのですが、足の指はほとんど見ていなかったのです。ある日、足の指の大部分が赤く腫れているのを見つけました。本人に自覚がないのかも知れませんが、大事に至る前にこちらでよく見てあげなければいけないと思いました。

●電動介護用ベッドの役割 

電動の介護用ベッドは、寝ていては衰えてしまう機能を体を起こして座ることで活性化させ、気力や体力の回復につなげることができます。腹筋が弱く自分では起き上がれない人でも、自動的に背が上がれば姿勢を保ったまま上体を起こせ、車いすへの移動もよりスムーズになります。何か支えがあれば起き上がれる人にとって背上げ機能はとても有効です。また、高さを調節する機能があればベッドからスムーズに降りることができます。

●介助する側のメリット

ベッドイラスト1背や足を上げることで体位を変えたりおむつの交換がやりやすくなります。高さの調節 ができればシーツの交換も楽にできるようになりますし、ベッドの下の掃除もやりやすくなります。ベッドの床板が左右に傾斜し寝返りを打てるようにサポートする寝返り支援タイプのもの、背部と座部が回転し、自分で体を起こしてベッドへの乗り降りができる自立タイプのものなども市販されています。

●付属用具の注意点

@マットレス

自力で寝返りが打てる人には、腰痛などにもよく、起き上がりやすい硬めのタイプ、寝返りが打てないなら中くらいの硬さのタイプ、寝たきりで辱瘡防止の必要がある場合は、柔らかめで一箇所に圧力が集中しにくいタイプが適しています。それぞれの特徴を知った上で選びましょう。

Aサイドレール

当人やふとんがベッドから落ちるのを防ぎます。ここに便利だからと必要な小物や袋をぶら下げたくなりますが、背上げ機能を使うときなどに引っかかってしまいます。危険でもありますからサイドレールからは物をぶら下げないようにしましょう。

B移動支援バー

つかまると寝返りや立ち上がり、車いすへの移乗などに便利です。ふだんから手や指を動かして拘縮を防ぎ、柵などをしっかり握れるようにしましょう。     

●高さも重要なポイント 

立ち上がりやすく、車いすへの移乗もしやすい高さとは、かかとをしっかり床につけることのできる高さです。したがって床高を下げることができれば、背の低い人にも使いやすくなります。
普段のベッドの高さは、介護者が着替えを介助したり体を拭いたりするときに腰をかがめる必要がない高さがベストで、身長の40%程度になります。身長160センチの人なら65センチ程度です。それより低いと腰をかがめて腰に負担がかかり、逆にそれより高いと介護者のひざが伸びて手にかかる力が大きくなり介助しにくくなります。

●寝返りの介助について

辱瘡や拘縮などを防ぐには、一定の時間ごとに寝返りを介助したり、手や足の位置を正すことが必要です。介助者の負担を減らすために、エアマットや自動的に体位変換ができるベッドなどを上手に活用しましょう。特殊布を加工し、端を引っ張るだけで体位変換ができるマットなども販売されています。
    カテゴリー一覧

その他
   
サイト内検索
カスタム検索

介護用ベッドの通販なら
【ケンコーコム】
Copyright (C) 〜介護用品・福祉用具と老人ホーム選び〜 All Rights Reserved