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介護用品の購入について

            

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激安のものもありますよ。

介護用品と老人ホーム選び
山田養蜂場
  介護保険における特定福祉用具購入について
 2006年4月1日より、特定福祉用具販売は指定業者から購入しなければいけません。  
 要介護ごとに定められている毎月の利用限度額とは別に、毎年10万円を上限として1割のご負担で特定福祉用具が購入できます。  
 期間と限度額:毎年4月1日から3月31日まで1年間。年間限度枠10万円を超えた場合、その部分については、全額自己負担となります。  
 原則として償還払い方式です。利用者の方が直接、福祉用具店で購入され、一旦全額お支払いしていただき、その後、9割相当額を市(区)町村に請求します。ただし、市(区)町村によっては、給付券方式、受領委任方式など、全額支払うのではなく、1割の相当額を支払って購入できる場合もあります。

           (株式会社ウィズ BEST CARE Vol7)


高齢者の本当の気持ちを理解する

加齢によるさまざまな機能の低下は高齢者の心身に大きな影響をを及ぼします。自分が望んだわけではないのに心ならずも他人の手を借りているのですから心の中は複雑です。どうして自分がこんな目に遭うのかという怒り、これから自由な生活を楽しもうと思っていたのにという失望、世話をしてもらって申し訳ないという心の負担などが心の中で渦を巻きます。健康な人がうらやましくて嫉妬したり、時には妄想を抱くこともあります。

ですから介護者は高齢者の心理を理解し、心理的に負担を与えないようなさりげない介護をすることが必要となります。高齢者の心の安定がなければ、いい介護はありえません。

年を取ると頑固になるよく言われます。しかし元々頑固な性格だっただけなのかも知れません。仕事上自分を抑えてきたのがもう我慢する必要がなくなり、それで頑固が目立ってきたのではないでしょうか。逆に性格が穏やかで丸くなったというのは、人間ができたわけではなく、単に体力や気力が無くなってきただけかも知れません。


60歳から96歳までの高齢者を対象に行われた調査によると、やる気や意欲は年齢とともに低下しますが、自分をコントロールしていく能力(人格)は年齢による変化が見られないという結果が出ています。感受性・繊細さは少しずつ衰えますが、それは困難に遭っても動揺せず、冷静に受け止められるということでもあります。加齢は決して人格を変えるものではありません。

ただ気をつけなければいけないことは、穏やかだった人が急にわがままで頑固になったり、明るくて活動的だった人が、人に会うのを避けて部屋にこもるようになったら、認知症やうつ病の可能性があります。いつもと違う、おかしいと思ったらなるべく早く専門医に診てもらうようにしましょう。

      

無理をさせない介護の大切さ

元気だった親の老いを認めるのはつらいものです。しかし、生きていればいつかは立場が逆転し、親の面倒を見る立場にたつ時がやってきます。認知証になっていたり、脚の弱った親の現実の姿から目をそらし、元のようになって欲しいという自分の思いを押し付けていないでしょうか。

昔のような優しく頼りがいのある親のイメージにしがみついても、自分の思い通りではないことにイライラするだけです。高齢者に理想像を押し付けて無理なリハビリをやらせても、体を痛めたりストレスがたまったりして決していい結果を生みません。時々自分を振り返って、弱い親に対して八つ当たりをしていないか反省をすることも大切です。

高齢者に無理をさせない介護のためには、表情や体の動きなどを日ごろからよく観察しておくことが必要です。そして今の段階でできること、無理なことが何かをよく掴んでおかなければなりません。そうすれば高齢者の心身の状態が分かり、度の過ぎたことを求めないはずです。

またいろいろなサービスを十分に活用し、高齢者の喜ぶ機会を作ってあげることも大切です。高齢者のできることを見つけて続けること。そしてそれを少しずつ増やしていくこと。そのために大切なのはまず介護者が自分の心に余裕を持つことです。つまり自分自身が無理をしないことです。無理をさせない介護は無理をしない介護でもあるのです。



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