家族の食事とは別に介護食を用意するのは手間がかかりやっかいなもの。でも、家族と同じ料理を作る過程を少し変えるだけで、介護食は簡単に作れます。
でき上がった料理に片栗粉でとろみをつけてあんかけにしたり、家族のカレーやシチューを作るときには、煮込んだ具を味付けをする前に一人分だけ取り分けて、砂糖としょうゆで煮れば肉じゃがになります。
さらに煮込んで柔らかくすれば、立派な介護食です。また、煮こみ料理は圧力鍋を使うと、すぐに柔らかくなり、時間の節約に。
最近では、
福祉用食品も市販されていますが、ベビーフードで代用するのも手です。どちらも、段階に応じて柔らかさや種類を選べ、メニューも充実しています。分量も多すぎず、食欲やかむ力に合わせて選べるのでたいへん便利です。すべて手作りでと気負わず、通販なども利用して食事のバリエーションを増やしましょう。